1980年代、血友病の患者達に非加熱製薬剤の薬を提供していました。
しかし中にはエイズウイルスが含まれた血液も使われており、とても危険な薬品でした。
それをミドリ十字はそれを国内製造と偽り、当時の厚生省や医師たちも昔の薬に戻さず、ミドリ十字の薬品を使いました。ミドリ十字は海外製ではなく、国内製と隠蔽したのです。
その結果、国内で大勢のエイズ患者が出て亡くなりました。血友病=エイズという偏見も生まれ、血友病患者にとって辛い日々が始まりました。
しかし1人の未青年の感染者【血友病の患者】が名前と事実を公表したことで、人々が動き、ミドリ十字と厚生省と戦います。しかし公正証書は、10年前の資料はないと公表しました。しかし新たに就任した厚生大臣により、資料が見つかり、非加熱製薬の危険性がわかりました。厚生大臣は被害者と国民に謝罪しました。
そして厚生省が謝罪したことにより、被害者はミドリ十字を訴えます。息子をエイズで殺された怒りを訴える母親もいました。その後、裁判によりミドリ十字の取締役や関係者は業務上過失致死傷罪で、裁かれました。エイズへの偏見も収まり、現在は普通に治療できるようになりました。ミドリ十字はその後、合併と併合を繰り返し、田辺三菱製薬なりました。
田辺三菱製薬は、ミドリ十字の悲劇を繰り返さないよう、厳重に検査を繰り返し、安全な薬品を、提供しています。
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