福岡研究機関の宮若市にある限界集落です。山奥のトンネルの先に犬鳴村は存在します。しかしあまりの恐ろしさから、当時の警察はトンネルの入口はブロックを積み上げ封鎖しました。
封鎖した理由は犬鳴村に入った市民が行方不明になったからです。犬鳴村に入ったら日本国憲法が通じないため、自己責任になります。警察官はこれ以上犠牲者が増えないため、入口を封鎖したのです。
犬鳴村で起きた事件まとめ
- 村に入った市民が行方不明になる
- 市民が乗ってきた車が破壊される
- 村人に襲われ殺害される
ホラーゲームSIREN【サイレン】の羽生蛇村を連想させる村で、村人が襲いかかってきます。おそらくよそ者を敵対者と見なすからでしょう。
犬鳴村は、部落集落だった
江戸時代、3代将軍家光は農民たちに厳しいお触れを出しました。年貢を納めるため朝から番まで働かせ、贅沢を禁じるなどとても厳しいものでした。
当然、農民達の不満が高まり一揆が起こります。そこで幕府は農民よりもさらに低い、身分を作ります。えた、ひにんと呼ばれる身分で、農民達の不満のはけ口になりました。
農民達と隔離するため、山奥に部落集落をもうけました。それが犬鳴村です。外部との交流を遮断し、いつしか外部の者を敵とみなし、今でも集落を営んでいます。
犬鳴村は近新婚を進めていた→村人が恐ろしく奇形
犬鳴村は限られた者しか住んでいません。外部の者を入れず、兄妹または従兄弟で結婚したりと近新婚を進めていました。
その結果、遺伝子が濃くなり、奇形児が誕生します。村人の中には1つ目だったり、顔が犬のように裂けていたりと、恐ろしく奇形でした。脳も発達せず、攻撃的なので、入った者は必ず襲われます。
そして人肉を喰らいつくし、骨だけになってしまいます。まさに人狼です。
犬鳴村付近から聞こえる犬のような鳴き声は、村人の鳴き声だったのです。
ホラーゲームSIRENにも犬屍人と呼ばれる理性のない敵が出てきました。後半から屍人【ゾンビみたいな敵】は、犬屍人や蜘蛛屍人、羽根屍人に進化するので、犬鳴村が、近新婚を進め、奇形に変化していったことをモチーフにしています。
映画の犬鳴村をまとめると
映画の犬鳴村では、男女2人がトンネルを通り犬鳴村に入り、怪奇現象を体験します。
その後、村に入った女性は精神がおかしくなり、亡くなってしまいました。その後、男性とその弟、友人は、犬鳴村へと進みますが、友人が電話ボックスに入り、村人の霊たちが電話ボックスを水没させて友人は溺死します。男性と弟も行方不明に
その跡、男性の妹は犬鳴村の真相を調べにいきます。そこで1人の幽霊と出会い、犬鳴村の歴史を知ります。
幽霊はレコードを渡し、当時の村の様子をモノクロで投影しました。
ダムの開発者たちが、村人に親切にし、色んな贈り物をしたり、親身な対応をしてくれます。しかしダムの開発者たちは、村の入口を封鎖して村人を外に出られなくしました。あのブロックは村人を出られなくしたものだったのです。そして村人に焼印を押して、閉じ込めたり、村の娘たちは犬と交わってると外部の人々に伝えました。
騙されて沈められた村人は幽霊となりました。犬鳴村は、ダムに沈んだ悲しい村だったのです。
妹は犬鳴村に入ると、村は当時のまま、兄と弟がオリに入れられており、助けてると赤ん坊と瀕死の女性が閉じ込められていました。女性の隣には犬が横たわっております。
幽霊は村の血を絶やしてはいけない!赤ん坊だけ連れて行け!と言い、赤ん坊だけを連れて行きます。その後、瀕死の女性が犬のような怪物に変身し、「私の赤ちゃんを返して!」と追いかけてきました。兄だけ捕まり、妹と弟だけは無事逃げ出しますが、兄は後にダムの底から水死体で見つかります。
しかし最後の方で妹は不気味な歌を歌い犬のように口を拭いました。
犬鳴村の関係図をまとめると
- 主人公の兄妹弟は、犬鳴村の家系
- 犬といた瀕死の女性は主人公達の曾祖母
- 曾祖母が犬化した理由は、先祖が犬と交わったため
- 幽霊は、主人公たちの曾祖父にあたる人物
- 助けた赤ちゃんは主人公たちの祖母
- 主人公達の祖父は、ダム開発者の家系。赤ん坊の祖母を育てて、のちに結ばれる
- 主人公の母は犬鳴村の家系
霊感が強い人は行くことをおすすめしない
犬鳴村のトンネルは霊が集まりやすくなってます。霊感が強い人が通ると頭痛と吐き気に襲われ、倒れてしまう恐れもあります。
霊に憑依されると、不運なことが起きたり、体調を崩しやすくなります。神社でお祓いをする方法で改善できます。警察も立ち入りを禁止しており、入ることはできません。
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